top of page
執筆者の写真川西 康夫

2025春季生活闘争方針を決定、賃上げ要求5%以上

 連合(芳野友子会長、681万7,000人)は11月28日、千葉県浦安市で中央委員会を開き、2025春季生活闘争(いわゆる「春闘」)方針を決定しました。

 賃上げ要求指標について、ベアなどの賃上げ分3%以上、定昇相当分を含め5%以上を目安に掲げ、中小組合の指標では、格差是正分1%を加えて1万8,000円、6%以上としました。

 2024春闘では、賃上げの最終集計結果(加重平均)が5.10%となり、33年ぶりの5%台を達成しましたが、2025春闘方針では生活が向上したと実感している人は少数にとどまり、個人消費は低迷しているとしています。その原因として、物価高が家計を圧迫してきたことに加えて、中小企業や適切な価格転嫁・適性取引が進んでいない産業などに賃上げの流れが十分に波及していないことも要因の1つだと分析しています。

 

国内労働事情/労働政策研究・研修機構 調査部



閲覧数:1回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comments


記事: Blog2_Post
bottom of page