２０２３年の民間平均給与４６０万円、３年連続で増加

　国税庁は９月２５日、２０２３年分「民間給与実態統計調査」の結果を公表しました。この調査は、統計法に基づく基幹統計で、昭和２４年分から始まり、今回で第７５回目となります。民間の事業所における年間の給与の実態を給与階級別、事業所規模別、企業規模別に明らかにし、政務行政運営等の基本資料にすることを目的としています。

　１年を通じて勤務した給与所得者の平均給与は４６０万円となり（前年比０.４％増）３年連続の増加となりました。男女別では、男性は５６９万円（前年比０.９％増）、女性は３１６万円（前年比０.７％増）となり、雇用形態別では、正社員５３０万円（前年比１.３％増）正社員以外２０２万円（前年比０.７％増）となりました。

　その一方で、平均賞与は７１万円（前年比０.３％減）となり、３年ぶりの減少という結果になりました。